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2005/12/11

武士-MUSA-

MUSA -武士-
MUSA -武士-
  • スタジオ: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 価格: ¥ 1,500
  • 発売日: 2005/07/29

たいして期待もせずみた映画なんですが、これ、凄いです。お薦めです。
チャン・ツィイーがだいっきらい、とかでなければ見たらいいです。

チャン・ツィイーは 「HERO」のときは「うざい」と思ってたんですが、
今回はお姫様の役、多分彼女にはぴったりなんでしょう、
そんなにうざくはなかったですね。まあ、今回はわがままでうざい役だから
気にしなかったのかもしれない。

でもねえ、男はわかってくれないんですよ。彼女の微妙なうざさと言うか痛さというか、
気位の高さが出てるところが「ああ友達になれない感じ」と私は思ってしまうんだが、
男に言うと「キレイやからってお前が対抗心燃やしても・・・」みたいな
呆れ方をされてしまうのよねー。まあ、いいけど。
彼女がトップにのし上がれる映画界はやっぱり男社会なのかなーなんて思ったり。

っていうかここまで気になるってことは私彼女のこと実は好きなのかしら、
なんて思う今日この頃でした・・・・

えっと、話それまくってますけど、ストーリーをかいつまむと、
多分日本では室町時代あたりだったと思うけど、中国では明が政権を持ってて、
ジンギスカンの末裔と思われる蒙古と仲が悪い。
そして高麗と明とも少々こじれていて、高麗の使節団が明に行くも、
だまされて流刑にされてしまう。流刑先に向かう途中で蒙古の襲撃に遭い
辛くも助かった使節団たち、蒙古にとらわれている明の姫を見てしまい、
彼女を救い出して再度明に向かい、使節団の目的を遂げようとする・・・・

史実に基づいた話でなければ「なんでそんなわけのわからんことを」って
思ってしまうくらい、使節団の彼らは敵のはずの明の姫を守りぬくのです。
明の姫はわがままだし足手まといだし、姫さえ返せば蒙古には攻められないのに、
なんでそこまでして・・・あんな女敵に渡しちまいなよ、なんて個人的には
思いながら見てたんですが、同じように思った姫が、皆を守るため敵地に出向く場面で
その毅然とした顔に魅せられ、「まあ守ってやってもいいか」と思いなおしたり。
多分、彼女を守ろうとした男たち、将軍と奴隷という対照的な二人も、
彼女の魅力に魅せられた部分が一番大きかったんじゃないのか、なんだかんだ言って。

痛々しいまでの「滅びの美学」を貫き通した映画です。
時代劇好きな日本人なら結構誰でも好きなんじゃないかなーなんて思ったりします。
戦闘シーンはかなり残虐ですが、ワイヤーアクションとか全然してないし
(それはチャン・イーモウ監督だけですか。中国映画に対する偏見?)
凄く迫力ありましたね。戦術とかも手に汗握る感じだし、弱小軍が
なぜか強大な軍に勝ってしまう時があったりするのが痛快。
人間ドラマとしても、「本当に強いとはどういうことか」なんてことを考えさせられる、
重厚なもので、そこも手に汗握る展開でした。

役者もみんないいですね。姫様はおいといて、奴隷役の人が凛としてて凄くかっこいい。
隊正を演じた、斉藤洋介を二枚目にしたような俳優さんもいぶし銀のいい演技してて、
個人的には隊正が一番好きでしたね。
あと、将軍がびっくりするほどキムタクそっくりです。
彼がアジアの第一線でいる限り、キムタクはいくらアジア進出しても
彼のコピーだと思われるんじゃ、なんていらん心配をするほどでした。

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受信: 2005/12/21 21:28

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