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2005/12/30

シークレット・ウインドウ

シークレット・ウインドウ コレクターズ・エディション
シークレット・ウインドウ コレクターズ・エディション
  • スタジオ: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 価格: ¥ 1,980
  • 発売日: 2005/12/16

妻と別居し離婚調停中、一人で屋敷に暮らす作家モートのもとに、
ある日不気味な男がやってくる。男は「俺の小説を盗作した」と主張、
否定しても執拗に言い寄ってきて、嫌がらせがはじまり、モートはいわれのない
恐怖に陥れられるが・・

いやあ、もう、ジョニー・デップ、すごいわ。
若手俳優でここまで演技できるのってこの人くらいじゃないかなあ。
すさまじいほどの演技力にもう呆然。

ジョン・タトゥーロ(「オー!ブラザー!」でいい味だしてた3人衆の一人)も
いい存在感出してましたけど、もうほとんどジョニーの一人芝居。
妻との別居で精神的に微妙に不安定で、妻が着ていたバスローブを着続けて、
性格がすごく悪くてひねくれてて、髪はぼさぼさで大きなめがね、
でもなんかひょうきんで憎めない、そんな作家モートがまるで憑依したかのよう。
ラストに近づくにつれてその演技力のすさまじさはますます輝きを帯びていく。
微妙に狂気をはらんだ人間の表情を自然に(ここが大事、大げさな演技の人は
たくさんいる)演じきった彼にひたすら驚嘆する2時間でありました。

演技派だから変な役ばかりやらされてるし今回もちっともかっこよくなかったけど、
私は大好きだからねー。ジョニー。(って呼びかけてもな)

ストーリーもラストに驚愕のどんでん返しが待ち受けています。
ま、残念ながらオチは読めたな。こういうオチって、けっこう最近よくあるから、
またあれかなーと思ってたらやっぱりあれやった、みたいな・・
でもこのオチを映画でやるにはそれこそ必要なのは演技力。
ジョニーのおかげですよ。はい。

って、ジョニーのことしか言うてへんやんか、って感じやけど、
ホラーの王道とも言える重厚な画面、閉塞的な屋敷は怖さを増すし、
そしてスティーブンキング原作の確かなストーリー展開。緻密な脚本。
(といってもラストが原作とは違うらしい。原作も読みたいですねえ)
そしてラストの衝撃的映像など、見所はたくさんありました。
ジョニーのファンならもちろん、そうでなくても楽しめるホラーかと。

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