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2005/12/11

マルホランド・ドライブ

マルホランド・ドライブ
マルホランド・ドライブ
  • スタジオ: ポニーキャニオン
  • 価格: ¥ 3,990
  • 発売日: 2002/08/21
  • 売上ランキング: 5,449

なんだこりゃ。つうか冒頭のダンスシーンで既に参った。ありゃ、なんだよ。

私はあんなに流行った「ツイン・ピークス」もちゃんと観ていないし、
リンチ作品にはほとんど免疫がなかった。
でもこれが「あーデイヴィッド・リンチって感じ」、なんだろうなあと。
だからこそ「最高傑作」といわれるんだろう。
ほんまにわけわかりませんけど、私はむっちゃのめりこみました。

話は途中までは一応ちゃんとしてるんですよ。
女優を目指して叔母の家に滞在にきたベティ、家に入ると
女がシャワーを浴びている。女はマルホランド・ドライブへ行く途中に
事故にあったらしく、記憶喪失になっていた。二人で彼女の正体を
知るべく行動するのだが、そこで恐ろしいものをみてしまい、
そして二人は恋に落ち・・・

とおおまかなあらすじを書くとこうなんだけど、その合間に
「あんた誰だよ」ってな人物が勝手にいろんな行動を起こしていて
それが脈絡もなく入ってくる。で、彼らは話にかむようなかまないような、
結局「誰だったんだよ」って思う連中ばかり。

そしていつのまにか二人の関係もわけがわからなくなっていて、
過去なのか未来なのか、妄想なのか事実なのか、何もわからなくなって、
「ナオミ・ワッツ、結局あんたは誰なんだよ」とまで謎はふくらみ、
観るものを混沌に陥れて、映画はぷっつり終わるのです。

夜中に寝不足を覚悟で観て、わけもわからずぷっつり終わって、
それでも私は「おーっ」とすごい満足な気分になって、興奮して寝ましたね。
そして翌日「結局なんだったんだろう」と様々な推理を働かせてみたが、
完全に納得いく答えは見つからなかった。どうあがいてもつじつまが合わない。
それがわかって私はますますこの映画が好きになった。
こんな映画、ちゃんと説明できたら逆に魅力がなくなってしまう。

どうやら私は「わけわからんけど(から)好き」らしいです。この映画。
映像も、カメラアングルや独特の色合い、でわけわからなさを増していたし、
それがまた魅力だった。
あ、でもわけわからん映画が嫌いな人は観ない方がいいです。
「誰か答え教えて~」になるので。観るなら開き直ってみるべし。

多分、これは性別も時空も夢現実も超えた、すさまじいラブストーリーなのだろう。
その「愛」を演じたナオミ・ワッツの存在感には脱帽。
「ザ・リング」じゃただの人、だったけど、すごい女優さんだったんだなあ。と。

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