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2005/12/27

世界の中心で、愛をさけぶ

世界の中心で、愛をさけぶ スタンダード・エディション
世界の中心で、愛をさけぶ スタンダード・エディション
  • スタジオ: 東宝
  • 価格: ¥ 3,990
  • 発売日: 2004/12/23
  • 売上ランキング: 2,399
  • おすすめ度 3.45

出遅れました。原作もだいぶあとに読んだんですが、映画もDVD化されて
長澤まさみが女優賞をとりまくった後に観ることになりました。
もう名場面なんか見まくってるし先入観入りまくりです。
私の興味はほんの少し、「原作にはない現在の設定はどうなってるのか」
「柴咲コウ、あんたは誰だよ」そこくらいにしかありませんでした。

大人になって東京にいる朔太郎、婚約者の律子がある日、
朔太郎の実家のある香川県に戻ってしまったことを知り、
後を追う。そこで昔のテープを発見、高校生のころにいなくなった
恋人のアキを思い出しつつ、思い出の高校や病院をさまよい歩く・・

原作よりいい映画というのもまた久しぶりで、
映像化にあわせて話を膨らませて、いい感じに奥行きが出てたなあ。
テープを交換するってのは原作になかったことで、
大人になった朔太郎がその声を聴く、ことで昔の風景が鮮やかに、
そしてアキも鮮やかに思い出される。当時だったらメールもないし、交換日記とか
やってるカップルは多かっただろうし(そもそも私はやる相手がいなかったが)
テープ交換だってありうる話で、そういうノスタルジーな感覚がいい。
ラジオから流れてくる渡辺美里の曲とか(また、いい選曲してるんだよねー)
私もわりと同年代なので、タイムスリップしたような気分になりました。

そこに現れる原作どおりのエピソードがなんかことごとく水を差したような気がするのは
私だけかなあ。夢の島に行く、とか、お墓で骨を掘り返す、とか、
原作で1回読む分にはそこまで思わなかったけど、もう2回はいいよ、って感じですかね。
映画的設定の方がよかった(テープとか、ピアノ弾くところとか)んだけどさ、
だったら原作なくてもいいやんか、って話になるし、難しいところ。

でも柴咲コウの設定はどうもなー。婚約してるんだから普通、
昔の話とかしませんか。それでわかったりしないのか?なんで今さら気づくのか。
なんてつっこみはかわいげないですかね。ないね。

最後は大人の二人が二人で生きていこう、と前向きになるシーン、
オーストラリアの雄大な光景と平井堅の曲との相乗効果で
さわやかな気分になれたし、まあ細かいことはチャラにしようか、
と思う程度には晴れやかな気分になれたかな。原作よりいいラストだったし。

泣いてばっかりだった大人二人が主役ってのがどうも、微妙に納得いかない。
長澤まさみの存在でどれだけこの映画支えられてると思ってんだ。
助演女優賞でいいのかよ、って話。高校時代だけの物語で、
もっといい感じに仕上げることもできたんじゃないのかなー
まあ、別にいいですけど。

どうでもいいけど大沢たかおと森山未来って血がつながってるんじゃないか、
って思うくらい似てたなあ。大人になったら大沢たかお、で全く違和感ないし。
多分それで抜擢されたであろう?森山未来は、どうも顔がコメディ風で、
真顔でいても真顔に見えないのが、味があるような損してるような。

原作本の感想はこちらに。

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