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2005/12/27

戦国自衛隊

戦国自衛隊
戦国自衛隊
  • スタジオ: 角川エンタテインメント
  • 価格: ¥ 4,935
  • 発売日: 2000/08/25
  • 売上ランキング: 4,010
  • おすすめ度 4.4

「戦国自衛隊1549」前売鑑賞券を購入。
で、その勢いで原点を見ておこうと、昔のやつを借りてきた。
ちょうど「1549」の公開間際で、新しくDVDが出回り、
簡単に借りることが出来た。いい感じ。

さて、・・・いやあすごい映画だ。ある意味。B級感にも溢れながらも
ストーリーも面白く、アクションやらキャスティングやら堪能できる。

自衛隊の1部隊がある時まるまるごっそりと
戦国時代にタイムスリップしてしまう。っていう設定に
まず度肝を抜かれる。ヘリやら戦車やらも一緒にきちゃうのよ。
たくさんの人間がいっぺんに飛んだ、それだけで驚くのに。
で、それを長尾景虎(のちの上杉謙信)に発見されるんだけど、
景虎はいきなり近寄ってきては子どもみたいに戦車に乗ったりして
いきなりなじんでしまう。いやあ普通びびるやろとか思うんだけど
そこは大物感満点の豪快な笑顔、まあいいかって気にもなる。

その景虎の男気にやられた伊庭隊長は次第に景虎の
味方になっていくが、仲間割れも起きたり、各隊員のそれぞれのドラマが
描かれたりしていく。
血気盛んな隊員を渡瀬恒彦が好演。けっこう印象に残る。
しかし前半はストーリー展開が散漫な印象、
だけど千葉真一はヘリでアクション。みたいな。いるのかそのシーン。
やっぱりアクション俳優だから気を遣ったのかなあ。

なんて突っ込みながら観てたんだけど、後半はすごかったなあ。
なんと景虎は「じゃあ武田軍を頼む、俺は上洛する」なんてことを
平気で行って去ってしまい、自衛隊VS武田軍、の戦いになる。ありえない・・
それもヘリとか戦車とか使いまくり、いやあ大人げないなあ、ひどいなあ、
と思いながら観ていたら、所詮訓練ばかりの自衛隊と、戦って生きてきた
戦国武士の強さの違いがどんどん現れてきて、後半目が離せなかった。
武田勝頼役の真田広之の大活躍(アクション俳優らしい派手なやつ)も
あって、自衛隊は、そして・・・

なんかねえ、千葉真一が闘いに目覚めてしまう。
そういうラストを観て、彼の鬼気迫る演技を見てると、
戦争ってこんなもんで、戦わないといけなくて、戦いだしたら
普通の人間も戦いにとりつかれてしまう、そんな薄ら寒さを
ひしひしと感じ、この映画の荒唐無稽だけじゃない奥深さを感じました。
なんかねえ、怖かった。人間ていくらでもひどくなれる、ってのが。

で、最後は私にはものすごく意外な展開だった。
えーそれで終わるってあり?タイムスリップものなのに?

そして結局彼らは歴史に何を残したんだろう。
どこに、何を残したんだろう。

今見たら驚いてしまう、スターにしきのとか(二枚目だったから気づかなかった)
かまやつひろしとか、すごいキャスティングです。
ちらっと出てくる薬師丸ひろ子が、ある意味映画を象徴していたような。

それから音楽・・・刑事ドラマみたいで私にはツボでした。
いやー・・・くさすぎるし、浮いてるし。笑える。

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出演: 千葉真一(伊庭義明)、中康次(三村泰介)、 江藤潤(県信彦)、速水亮(森下和道)、 にしきのあきら(菊池弘次)、三浦洋一(野中学)、 かまやつひろし(根本茂吉)、倉石功(丸岡正男)、 高橋研(平井正芳)、渡瀬恒彦(矢野隼人)、 河原崎建三(加納康治)、角野卓造(須賀利重)、 鈴木ヒロミツ(西沢剛)、竜雷太(木村治久)、 三上真一郎(島田吾一)、辻萬長(小野章一郎)、 伊藤敏孝(高島春美)、加納正(�... [続きを読む]

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