« キューティ・ブロンド | トップページ | ロック、ストック&ツー・スモーキング・バレルズ »

2005/12/06

シカゴ

シカゴ スペシャルエディション
シカゴ スペシャルエディション
  • スタジオ: ハピネット・ピクチャーズ
  • 価格: ¥ 3,990
  • 発売日: 2003/10/31
  • 売上ランキング: 2,419
  • おすすめ度 4.38

うわー。こってこてのミュージカルでしたわ。わはは。
ミュージカル映画見慣れてないし、いきなり踊りだすのってどうよ、って
常日頃思っている私なのですが、完成度高いので楽しめました。
かなりよく出来たコメディーだと私は思うんだが、どうだろう。

ダンサーを夢見る平凡な主婦ロキシーは、ある日愛人を殺してしまい
刑務所へ。そこでスターダンサーのヴェルマ・ケリーと出会い、
彼女に嫉妬しつつもスターとしての妄想を繰り返す。
そして彼女に必ず勝てる弁護士がつくことになり・・・

最初観てたら「これって「ダンサーインザダーク」の明るいバージョン?」って
感じで、結局主婦の妄想やん、的痛々しさがミュージカルに漂ってたりしたのだが、
ロキシーが悪徳弁護士と組んでけなげな自己防衛ヒロインになりすまし、
マスコミの寵児に踊りでるあたりから痛さは消え、断然面白くなってきた。
スター気取りを鼻にかけるロキシー、彼女に嫉妬するヴェルマ、
そして食えない弁護士、奴等は全員悪人で、人を殺しといて
「天罰よ」と開き直るあたりとか、金さえ払えばどんな嘘でもつく弁護士とか、
「いいのかよこんな奴らのさばらせといて」と思ってしまったり。

でも弁護士曰く「人生は舞台」なわけで、ロキシーを腹話術の人形にみたて
(このときの厚化粧のロキシーが一番カワイイ)弁護士が踊る場面、
後ろで操り人形のように新聞記者たちが踊っていて、更にそれを上で操るのが
その弁護士、という世界構造を見たときに、なんてんだろ、
マスコミとか世間とかにバカみたいに踊らされている私たちをみた様な気がして、
妙に落ち着かない気分にさせられた。

で、マスコミは次々に新しい餌食を探し、ロキシーは結局忘れ去られるのだが、
でも彼女は諦めない。ほんましつこくて強くて愚かで、
ありがちな「夫の真実の愛に目覚めて平凡な生活を」なんてことには絶対ならず、
だから私は最後がとても小気味よかったりした。バカ女最高。

しかしさあ、レニーはすごく頑張ってたと思うよ。
「ブリジットジョーンズの日記」、から考えたら別人みたいに痩せたしさ
(痩せて胸までなくなってたけど)踊りもいいしかっこいい、んだけどさ、
顔が地味なのよ。で、ほっぺは丸いしさ。
キャサリンゼタジョーンズと並べちゃうと「あなた日本人?」てなもんよ。
私がこんなことを言うのはすごく失礼だが、身につまされたよ。
キャサリンは大柄でスタイルいいし目鼻立ちくっきりだし、あーあ。
(連れは「え、主役ってあの黒髪じゃないの?」って言ってたし。あーあ)
でも、だからこそ、レニーは頑張ったな、って思うのだった。えらいよ。

|

« キューティ・ブロンド | トップページ | ロック、ストック&ツー・スモーキング・バレルズ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/7674/68340

この記事へのトラックバック一覧です: シカゴ:

« キューティ・ブロンド | トップページ | ロック、ストック&ツー・スモーキング・バレルズ »