2006/06/30

嫌われ松子の一生

奇跡のような映画だった。原作読んで全部話を知っている私でさえ、最後は号泣した。
映画終わって、「まーげてー、のーばーしーてー」とふと最後に流れてた曲を口ずさんでしまい、
で、それだけで思い出し泣きできるくらいの号泣だ。後ろの席の人(兄ちゃん)も泣いていた。

普段から原作がある映画にはいろいろ思うところはあって、あれが違うこれが違うと
不満ばかりが目に付いてしまう。一旦出来たイメージは映画を観たら崩れるに決まってるのに、
それでもつい観にいってしまうのは、この原作を映画がどうやってアレンジしてるのか、
映画は映画で映画として、原作では出しえない魅力があるのかないのか。
そんなことが気になったり、キャスティングが気になったり。
そもそも映像化、なのだ。原作より想像力は限定されるけれど、
できることは山ほどあるはずで、人間を実体化できたり、すごい音をつけてみたり、
映像を美しくしてみたり、どうにでも転ばせられるはずなのに、
中途半端にしか転びきれない作品が多いのはどうしてだ。

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2006/05/14

父と暮せば

父と暮せば 通常版
父と暮せば 通常版
  • アーチスト: 宮沢りえ
  • 価格: ¥ 3,990
  • 発売日: 2005/06/24
  • 売上ランキング: 3,998
  • おすすめ度 4.67

どこかにも書いたと思うけど、私の誕生日は8月6日。
広島に原爆が落ちた日だ。
だからか、小学校とかで見せられた戦争映画とか、
あまり他人事でない感じがして、熱心に見ていた、つもりだし、
誕生日の日の朝には黙祷もしていた。

でも、この映画観て思った。やっぱり、わからないんだな。
戦後産まれの私には、なんにもわかっちゃいないんだ、と。

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2006/02/22

博士の愛した数式

博士の愛した数式
博士の愛した数式
  • アーチスト: 寺尾聰
  • 発売元: 角川エンタテインメント
  • 価格: ¥ 3,808 (23% OFF)
  • 発売日: 2006/07/07
  • 売上ランキング: 62

平日、出張で疲れ切った日だったが、レディースデーの最後のチャンスと思い、
疲れをおして観に行った。
なんか不思議な感覚に陥った。ずーっとここに座ってずーっとこの映画を
観ていたかのような錯覚。すごく長い間、この世界に浸っていたような気がした。
いや、けっして退屈だったとか長かったとか眠かったとか、そんなことじゃなくて、
いい意味で、である。そしてずーっとこの世界にいたいような気もしたが、
映画は2時間で終わってしまった。残念だ。

80分しか記憶がもたない数学博士。義理の姉と住んでいるが、博士は離れに住んでいて
行き来はない。そこにやってきた若い家政婦。10歳の息子がいると博士に言ったら、
いてもたってもいられなくなった博士は、彼を家に連れてこいという。
そして家政婦が連れてきた息子には、頭がひらべったいからと
「ルート」という名前がつけられる。

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2006/01/26

キング・コング

キング・コング プレミアム・エディション
キング・コング プレミアム・エディション
  • 価格: ¥ 3,502 (22% OFF)
  • 発売日: 2006/05/25

私は動物ものが苦手で、「南極物語」「ハチ公物語」で確実に号泣していたので、
それを彼氏に伝えると「じゃあ「キングコング」は絶対泣くな」とお墨付きをもらい、
そして実際目がうるうる。うー泣いちゃいましたよ。

何十年も前に作られた映画「キングコング」のリメイク、原典を見た人に聞くと
「ほぼ忠実に再現」されていたらしい。私はもとのを知らないから、全く1から楽しめた。

落ち目だけど、凄い映画を撮りたい情熱だけはある監督カールは、
伝説の島骸骨島で映画を撮影しようと、同じく窮地に立たされた女優のアンとともに
船に乗る。脚本家も一緒に船に乗る羽目になり、その船の船長は動物の生け捕りを
得意としている。そんな一行が本当に骸骨島にたどり着き、そこで原住民の襲撃に遭い
アンはさらわれ、生け贄としてさらされる。アンを奪いにきたのはキングコングだった。

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2005/12/23

鉄道員(ぽっぽや)

鉄道員(ぽっぽや)
鉄道員(ぽっぽや)
  • スタジオ: 東映
  • 価格: ¥ 5,040
  • 発売日: 2001/12/07
  • 売上ランキング: 6,503
  • おすすめ度 4.31

泣いてしまった。やられた。こんなお涙頂戴の映画で泣くなんて、不覚だと思いながらも。

高倉健扮するぽっぽや、彼のある一晩の不思議なお話。
彼は娘も亡くし、愛する妻も亡くし、しかし妻の死を看取らずに
駅に立っていた、切ない駅長。ぽっぽやのなかのぽっぽや。
ある雪の日に現れた、不思議な少女。彼女の正体とは・・?

こうやって、彼みたいに、駅に立っている人が、いるんでしょうか、本当に。
いるのだったら、とても悲しい存在だけども、なんだか、誇りに思える、そんな気がする。

大竹しのぶに私は弱いのですが、今回の妻役、純粋な女性を見事に演じて素敵だった。
意外と広末もつぼを押さえて泣かせるし、ちょっと安藤政信がでているあたりもポイント高い。
しかしなんといっても高倉健でしょう。立ってるだけで何かを伝える、なかなかいないよ。

なんて日本アカデミー賞の解説みたいなことを言ってしまったけど。
バカにせず観ましょう。心温まる映画です。

主題歌がとても綺麗。透き通る声に坂本龍一の曲、なぜか奥田民生の詩が印象深い。

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壬生義士伝

壬生義士伝
壬生義士伝
  • スタジオ: 松竹
  • 価格: ¥ 4,935
  • 発売日: 2003/06/25
  • 売上ランキング: 4,903
  • おすすめ度 4.17

私はあっさり原作で号泣したクチなので、映画も当然号泣である。
話は要領よくはしょっていて、斎藤一と大野千秋の二人の視点を主に
物語は進んでいる。それでもちょっと映画にしては長い題材だろうと思う。
こう原作がよいと映画化してもそれに頼りがちで、まあこの映画は
原作の持ち味を最大限生かそうと努力している感じが評価できた。

ちゃんと号泣できたのは役者さんの魅力によるかな、と。

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2005/12/15

誰も知らない

誰も知らない
誰も知らない
  • スタジオ: バンダイビジュアル
  • 価格: ¥ 3,990
  • 発売日: 2005/03/11
  • 売上ランキング: 5,674
  • おすすめ度 4.35

うえーん。見終わって声を上げて泣いてしまいました。うえーん。

新しい家に引っ越してきた母と子供、近所に挨拶に回るときは
母と長男二人なのに、引越し荷物のスーツケースに子供が2人、
電車で来た長女が一人、計4人子供がいます。
でも彼らは学校も行かず家を出ることもできず、世間から隠されていて、
長男だけが買い物に出かけたりご飯を作ったりして兄弟の面倒をみている。
そんな中、母は新しい男を作って帰ってこなくなり、兄弟4人だけの
生活が始まる・・・

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2005/12/14

サトラレ

サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS
サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS
  • スタジオ: バップ
  • 価格: ¥ 5,040
  • 発売日: 2001/10/24
  • おすすめ度 4.29

うーん、泣いてしまいました。

サトラレ。それは自分の心が人に筒抜けになってしまう、そういう特殊な人を指す。
彼らは優秀な頭脳を持っているため、国をあげて彼らを守りにかかる。
彼らが自分がサトラレだと気づき精神崩壊を来たさないよう、
国を挙げてそれを隠す。そうとは知らない、自分の心が筒抜けとは知らない
ある外科医の卵が主人公。彼は自分は全く気づいていないが、
自分が誰に片想いをしていて何を考えているか、周囲には彼の声が
聴こえまくっている。だから彼は失恋するし、手術もさせてもらえない。
その彼につくことになった精神科医。そこで物語は展開する。

彼にサトラレだと悟られないための国を挙げてのお芝居がなかなか笑わせるが、
これはそういう運命を背負ってしまった人の悲しい話である。

自分の考えが外に筒抜けだなんて。ぞっとする。ろくなこと思ってないから、
大変なことになってしまう。彼はいい人だったから、
周囲にもいい影響を与えたけれど、自分だったら全員鬱にするに違いない。
なんてばかばかしくも考えたりして。

彼がいい人なんで、ほんま泣かせます。やられたと思いつつ、最後は号泣。
設定の暗さに比べ、後味のよい映画でした。

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2005/12/11

ライフ・イズ・ビューティフル

ライフ・イズ・ビューティフル
ライフ・イズ・ビューティフル
  • スタジオ: 角川エンタテインメント
  • 価格: ¥ 2,250 (10% OFF)
  • 発売日: 2005/08/26
  • 売上ランキング: 571

さて、私のベスト映画、 一位はこれ。

この映画は数々の賞を取り話題をさらった映画だが、
最初みていると「これって、間違えた?ほんとにあの話題の?」って思うくらいのB級ぶり。
主人公は底なしの陽気で、一目ぼれした「お姫様」を口説きまくる。
最初はあきれて見てるのだがそのうち笑いがとまらなくなり、いつのまにか主人公の
明るさ、魅力に参ってしまうのだ。

すると後半は一転して第二次大戦、家族はナチスとユダヤ人との陰惨な歴史に巻き込まれ、
あれ?と思ってる間に家族みんなで強制収容所へ入れられてしまう。
かわいい息子(ほんとうに、死ぬほどかわいい。)と収容所に入れられた主人公、
息子を怖がらせないように、その生活をゲームに仕立て上げる。息子を楽しませながら、
強制労働で涙を流す主人公。
そして悲しくも、美しいラスト。涙が止まらない。

主人公の、いつでも笑いを忘れない姿勢に、心打たれる。
こうやっていつも笑っているってことは、とても悲しくもあり、とても強くもあり。
私も彼みたいに生きようと思った。
とにかく笑っていること、悲しくても、笑ってみること、それはとても難しく、
それができる人はとても強いと思う。
生き方について本当に考えさせられる、すばらしい映画だった。

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2005/12/09

ブラザーフッド

ブラザーフッド プレミアム・エディション
ブラザーフッド プレミアム・エディション
  • スタジオ: ジェネオン エンタテインメント
  • 価格: ¥ 4,179
  • 発売日: 2004/11/05
  • おすすめ度 4.05

確か出てた女優さんが最近自殺したんですよね。そういえば。
って観てる最中に思い出したけど。けっこう、いい感じの女優さんだったのに。
って、そういうのが話題になってしまう映画って哀しいですよね。

っていうか、ウォンビンって人気あるんですか?
最近の韓流ブームには全く乗れてないのでよく知らないんだけど。すんません。
どっかでみたことあるなあ、って思いましたけど。だめですか。

えーっと、そういう話題は置いておいて。泣きました。いい映画です。

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